
失敗しない、リフォーム工事のコツ
この世に人がいる限り、家はなくなりません。そして家がある限り、リフォームもなくなりません。
リフォーム工事と言っても、数万のドア交換から数千万の全面改修まで
その幅はもの凄くあります。
しかしどんな規模の工事でも、打合せから全てはスタートします。
数社でコンペディションを行う場合は、何度も打合せをする事が必要です。
そして一番大切なのは、自分の思いを伝える事です。
そんな自分の思いを、相手に上手く的確に伝える5つのコツを、
建築設計事務所で働く建築士の僕が、これからお教えしましょう!!

リフォーム工事の打合せをスムーズに行う為の5つの準備!!
- 1.工事の目的を明確にしよう
- 2.自分の好みを把握しよう
- 3.希望や要望をまとめよう
- 4.情報の収集をしよう
- 5.工事予算を決めよう
1.工事の目的を明確にしよう
リフォーム工事は、営業マンが来て「リフォームしませんか?」と言われて行うわけではありません。
今の生活の中でリフォーム工事をしよう!!と感じた何かがあるはずです。
その何かをすっかりと突き止めて、説明できるようにしておきましょう。
そしてもちろん家族全員との共有も大切な事です。
▼例えばこんな感じ
- 古くなったキッチンやお風呂などを入れ替えたい
- 子供の成長に合わせて間取りを変更したい
- ダイニングとリビングを繋げて広く使いたい
- 無垢フローリングで暖かい雰囲気にしたい
- 風が通るようにしたい
具体的でも抽象的でも構いませんので、目的はハッキリさせておきましょう。
2.自分の好みを把握しよう
ここ最近では、プロの僕たちでさえ良く分からないミックススタイルが存在しています。
先にも述べましたが、物事を成功させる為には、
“自分の思いを、いかに他人である相手に伝えられるか”
に尽きると思います。

言葉で自分のイメージを伝えるのには限界があります。
例えば、美容院でイメージチェンジする時に、
「髪の毛をここまで切って、ふんわりとしたパーマで、
色は明るめの茶色で、春っぽい感じにして下さい。」
これでは、美容師さんも困ってしまうでしょう。
やはり一番早いのは写真やイメージ画像などでしょう。
雑誌の切り抜きなどでも良いと思います。
その為にも、まず自分はどういうスタイルが好きなのか?
大まかな方向性だけでも良いので、知っておく必要があります。
黒が好きなのに、白を押し進められてもお互いに時間のムダです。
▼イメージの一例
- モダン
- ナチュラル
- 和風
- クラシック
- カントリー
- スタイリッシュ
- アジアン
インターネットで画像の検索を行ったり、
雑誌や本などで好みのイメージを調べておきましょう。
▼住まいのイメージ検索 -Panasonic-
http://sumai.panasonic.jp/sumai_create/imgsearch/sumu2/?top_link=reform338
▼最後に
今回はここまでです。工事の目的を明確にして、何の為に工事をするのかを掴み、
自分の好みを把握して、どんな風にしたいのかをまず考えましょう。
全て業者任せでは絶対に良いリフォームはできませんよ!!
次回は希望と要望に関して洗い出しましょう。
- 1.工事の目的を明確にしよう
- 2.自分の好みを把握しよう
- 3.希望や要望をまとめよう
- 4.情報の収集をしよう
- 5.工事予算を決めよう
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