手ブレ補正機構を搭載した超広角ズームレンズ
昨日キヤノンから発表された新しい、2本の超広角ズームレンズ。
- EF-S 10-18㎜ F4.5-5.6 IS STM [上の写真]
- EF16-35 F4L USM [下の写真]
昨日はそのうちの1本、“EF-S 10-18㎜ F4.5-5.6 IS STM”についての記事を書きました。
CanonよりEF-S10-18㎜&EF16-35 F4Lが来月発売されるぞ!! | hideaki matsubara
今回は残りのもう1本、“EF16-35 F4L USM”についてです。
正直、これは僕が欲しい大本命のレンズですね。
発売は6月中旬頃とのことなので、現時点での情報をまとめてみましょう。
EF16-35 F4L USM
商品情報
- 商品名 EF16-35 F4L USM
- レンズ構成 12群16枚
- 絞り羽枚数 9枚
- 最短撮影距離 0.28m
- フィルター径 77㎜
- 質量 615g
- 発売日 6月中旬発売予定
http://cweb.canon.jp/ef/lineup/wide-zoom/ef16-35-f4l-is-usm/spec.html
▼EF16-35 F4L USMのメーカー特設ページ
http://cweb.canon.jp/ef/info/ef16-35/index.html
改良点
こちらの前モデルはEF17-40mm F4L USMになります。▼キヤノン:EF17-40mm F4L USM
http://cweb.canon.jp/ef/lineup/wide-zoom/ef17-40-f4l/index.html
ちょっとややこしいかもしれませんが、このレンズには
上位の機種が存在するのです。
それが、”EF16-35mm F2.8L II USM”です。
▼キヤノン:EF16-35mm F2.8L II USM
http://cweb.canon.jp/ef/lineup/wide-zoom/ef16-35-f28lii/index.html
ここでは詳しく書きませんが、簡潔に言えばF値の違いです。
今回のEF16-35 F4L USMのF値は4で、
上位機種であるEF16-35mm F2.8L II USMのF値は2.8なのです。
これは小さい方がより明るく、ボケを綺麗に写せます。
F値が小さければ小さい方が値段も高いのです。
- EF16-35 F4L USM → 定価¥154,000-
- EF16-35mm F2.8L II USM → 定価¥230,000-
値段はEF17-40mm F4L USMに比べると¥34,00-高くなりましたが、
こうやって比較してみると、上位機種のEF16-35mm F2.8L II USMに
ぐっと近づいたのがわかりますね。
EF16-35mm F2.8L II USMの発売は2007年、恐らく違いはF値ぐらいで
描写は同等かもしくは上をいく可能性は大いにありますね。
これは期待大です。
手ブレ機構が遂に搭載!!
前回紹介した“EF-S 10-18㎜ F4.5-5.6 IS STM”と同様、こちらのレンズにも4段分の強力な手ブレ補正機構が搭載されています。
三脚が使えない暗い室内や、夜景などの撮影で効果を発揮するでしょう。
画面中央から周辺までの高画質化を実現!!
両面非球面レンズを含む、3枚の非球面レンズUDレンズ2枚を採用。
この組合せのお陰で、絞り開放時の撮影においても高画質化を実現させたそうです。
防塵・防滴構造でフッ素コーティング!!
これがアルのとナイのとでは、撮影できるシーンが結構違います。小雨とか雪程度なら、傘を差さずにそのまま撮影する事ができます。
しない人には関係ないかもしれませんが、雨降る中の撮影などは
“それっぽい”写真が撮れたりしますよ。
最後に
こうしてまとめてみると、ますます欲しくなりまってしまいました。僕は、”EF17-40mm F4L USM”と”EF-S10-22mm F3.5-4.5 USM”を持っているのですが、
どちらのレンズも同時に新しくなるなんて、キヤノンさん、良い意味で酷すぎます!!
現在はメインで6Dを使っているので、買い替えるならEF16-35 F4L USMですね。
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