Read Article

【補正仕上げ編2】売り上げが伸びる!?店舗写真撮影のコツ[vol.5]

【補正仕上げ編2】売り上げが伸びる!?店舗写真撮影のコツ[vol.5]

今回でvol.5となりました、店舗写真撮影のコツシリーズです。

撮影機材に関する紹介をした[vol.1]

【撮影機材編】売り上げが伸びる!?店舗写真撮影のコツ[vol.1] | hideaki matsubara 今日も良いhide

カメラの設定に関する紹介をした[vol.2]

【カメラ設定編】売り上げが伸びる!?店舗写真撮影のコツ[vol.2] | hideaki matsubara 今日も良いhide

撮影のテクニックに関する紹介をした[vol.3]

【テクニック編】売り上げが伸びる!?店舗写真撮影のコツ[vol.3] | hideaki matsubara 今日も良いhide

基本的な写真補正の紹介をした[vol.4]

【補正仕上げ編】売り上げが伸びる!?店舗写真撮影のコツ[vol.4] | hideaki matsubara 今日も良いhide

今回は前回に引き続き、写真を仕上げる為の応用テクニックを
ご紹介したいと思います。

※写真の補正ソフトは、無料・有料を合わせるとたくさんあるので、
なるべくソフトに依存しないような紹介を心掛けていきます。
何卒ご了承下さい。

▼写真を見たら来店したくなる店舗写真の補正方法!!

130914.BIER REISE'98-1
  • 1.準備する撮影機材[撮影機材編]
  • 2.カメラの設定[カメラ設定編]
  • 3.撮影の方法と心得[テクニック編]
  • 4.写真の補正方法[補正仕上げ編]
  • 4-2.写真の補正方法[応用編]
  • 5.こんな写真も撮ろう!![参考写真編]
※こうすれば必ず売り上げが伸びる、という訳ではありません。
あくまでも参考程度でお考え下さい。

4.写真の補正方法[応用編]

  • 1.明瞭度の調整
  • 2.シャープネスの調整
  • 3.ノイズ処理
  • 4.色相・彩度・輝度の調整
〓応用補正1.明瞭度の調整
明瞭度とは、輪部のコントラストを強めて
ソフトにしたり際立たせたりする事です。
シャープと似ていますが、ちょっと違った補正となります。

高めにすると、コントラストが強まり奥行きのある感じに、
低めにすると、霧がかったようにソフトな雰囲気になります。

前回記事のコントラストの補正と同様で、
カフェみたいな優しいイメージでは低めに、
バーみたいな格好いいイメージでは高めに、
それぞれ設定すると良いと思います。

参考例13.明瞭度[高め]
02_Camera_work_lrcat_-_Adobe_Photoshop_Lightroom_-_現像 202_Camera_work_lrcat_-_Adobe_Photoshop_Lightroom_-_現像 3
参考例14.明瞭度[低め]
02_Camera_work_lrcat_-_Adobe_Photoshop_Lightroom_-_現像

02_Camera_work_lrcat_-_Adobe_Photoshop_Lightroom_-_現像 ちょっと分かりづらいかもしれませんが、拡大した時に
タイルや絵画を見比べれば、違いが分かると思います。
〓応用補正2.シャープネスの調整
ピントが甘く、ぼけた感じの部分をシャープ(鮮明)に補正します。
ぼやっとした四隅の部分なども、くっきりさせる事ができます。

ただし、余り強く掛けすぎるとノイズが発生して
画像の質感が損なわれてしまうので、注意が必要です。

▼写真をシャープにする
http://www.geocities.jp/photo_mori/bunkakai/sharp.html

参考例15.シャープ[強め]
シャープ強い全体

シャープ強い拡大
参考例16.シャープ[弱め]
シャープ弱い全体

シャープ弱い拡大 拡大してみると、シャープが強い方が絵画やボトルが
くっきり写っているのが分かると思います。
〓応用補正3.ノイズ処理
写真に様々な補正を掛けると、画像にノイズが発生してしまいます。
特に先程のシャープ補正を強めに掛けると、ノイズは顕著に表れます。
ノイズが発生すると、写真全体がざらっとした感じになります。

また、暗い場所や室内で撮影した場合にも発生しやすくなりますので、
ざらっとした写真を狙っていない限りは、補正は必須と言えるでしょう。

▼画像のノイズをきれいに簡単に軽減する方法
http://www.webcreatorbox.com/tech/reduce-noise/

参考例17.ノイズ補正[強め]
ノイズ70

70拡大
参考例18.ノイズ補正[弱め]
ノイズ0

0拡大 こちらの補正も、拡大するとノイズの具合は一目瞭然です。

しかし、実際にHPなどに掲載する写真は、ここまで拡大する事はありません。
ですので気楽に補正してみて下さい。
数値が10〜20程度変わっていても、誰も気が付かないでしょう。
〓応用補正4.色相・彩度・輝度の調整
色相とは、赤・青・黄というようにそれぞれ区別される
色合いの事を言います。

彩度とは、色の鮮やかさの尺度の事を言います。

輝度とは、正確には違いますが、明度(その色の明るさ)とほぼ同じです。

今回の写真では、全体的に赤みを帯びた写真に仕上げる為に
あちこちの数値をいじっています。

こちらの記事が分かりやすいですので、参考にどうぞ。
色色雑学:コニカミノルタ
http://www.konicaminolta.jp/instruments/knowledge/color/part1/04.html

参考例19.さまざまな補正
[赤を強調]
赤
[オレンジを強調]
オレンジ
[緑を強調]
緑
[青を強調]
青系

4-1.仕上がった完成写真

そんなこんなで、完成した写真がこちらです。
IMG_0046この補正が正しいかどうかは、誰にも分かりません。
今回の場合は、依頼主さんの仕上がりイメージが、
こういう感じだったというだけです。
もちろん喜んでもらえたので、僕としては満足です。
(写真を差し替えてから、予約がチラホラ入っているみたいです)

▼六本木 VERANDA:宴索
http://www.ensaku.jp/veranda/

▼最後に

店舗写真の撮影〜仕上げまでのテクニック紹介は
これにて終了です。
次回は参考写真をご紹介したいと思います。

限られた人にしか必要のない記事ですが、
(もちろん、分かっていて書いていますが)
僕が思っていた以上に、反響がありましたので、
今後も定期的に掲載して行きたいと思います。

テーマを絞って、もっと詳しくご紹介したり、
実際に撮影した店舗写真を紹介するもの良いかなと思っています。


URL :
TRACKBACK URL :

Comments & Trackbacks

  • Comments ( 0 )
  • Trackbacks ( 1 )

No commented yet.

Leave a Reply

*
*
* (公開されません)

Facebookでコメント

Return Top