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【撮影機材編】売り上げが伸びる!?店舗写真撮影のコツ[vol.1]

【撮影機材編】売り上げが伸びる!?店舗写真撮影のコツ[vol.1]



前回、好評だった“撮影のコツ“シリーズです。
今回は連載という形で、5回に分けて記事を書いてみたいと思います。

“素人カメラマン必見” 結婚式二次会で写真撮影するコツ | hideaki matsubara 今日も良いhide

 

みなさん、飲食店を探す時ってどうしていますか?
インターネットでキーワードを入れて検索する方が
ほとんどだと思います。

Googleなどでキーワードを入れて出てきたお店のホームページや、
ぐるなびや食べログのリンクなどで、お店の情報を確認する。
そんな選び方ではないでしょうか?

その時、何を基準にお店を選びますか?
もちろんいくつか候補はありますよね?

  • お店の雰囲気
  • メニュー・料理
  • 値段・コース
  • 立地・場所・アクセス
  • 口コミ・評価
だいたいこんな感じだと思います。

メニュー、値段、口コミなどは違いますが、
お店の雰囲気や料理などを判断するのは、写真ですよね?
そう、つまり掲載する写真が大切なのです。

「それは分かっているけど、キレイに写真が撮れないよ」

そんなお店のオーナーさんや、店長さんの為に、
都内にある様々なお店を、何度も撮影ている僕が
店舗撮影のコツを数回に分けて、ご紹介したいと思います。

▼写真を見たら来店したくなる店舗写真の撮影方法!!

カワラカフェ
  • 1.準備する撮影機材 [撮影機材編]
  • 2.カメラの設定[カメラ設定編]
  • 3.撮影の方法と心得[テクニック編]
  • 4.写真の補正方法[補正仕上げ編]
  • 5.こんな写真も撮ろう!![参考写真編]
※こうすれば必ず売り上げが伸びる、という訳ではありません。
あくまでも参考程度でお考え下さい。

1.準備する撮影機材

1-1.店舗撮影 カメラ
カメラ
この後に説明する交換レンズを使って、広角に店内を撮影するため、
やはり一眼レフが必須となります。
しかし今回は、websiteなどに写真を載せる事が目的なので、
解像度も必要ありません。ミラーレス一眼でも十分でしょう。

ちなみに、一眼レフの場合でもそんなに高価な機種でなくてもOKです。
昔の高価な機種よりも、最新のエントリーモデルがオススメです。

▼カメラの参照ページ:Amazon
デジタル一眼レフ おすすめエントリーモデル特集
おすすめミラーレス一眼
1-2.店舗撮影 三脚
三脚
日中の撮影だとしても、店内は屋外に比べて光が非常に少ないです。
最新の技術で、ISO6400などの高感度での撮影も出来るようになりましたが、
ノイズを抑える為には、やはりなるべく低感度で撮影したいですね。
ISO感度はなるべく100〜200に設定し、さらに絞りもF11とかにするので
自ずとシャッター速度が2〜3秒と非常に遅くなります。
これを手持ちで撮影する事は不可能なので、三脚は必須と言えるでしょう。

▼三脚の参照ページ:Amazon
一眼レフの三脚
1-3.店舗撮影 レンズ
レンズ
レンズ選定に絶対正解は無いのですが、やはり店舗撮影には
広角レンズや超広角レンズを用いるのがセオリーでしょう。
実際に僕もそうしています。
広角レンズに関する記事はこちらを参照下さい。

▼広角レンズとは?特徴や使い方も:モリのカメラノート
http://www.mori-camera.com/lens/wide-lens.htm

▼レンズの参照ページ:Amazon
超広角レンズ・広角レンズ
〓レンズを選ぶ時の注意点
なお、今回レンズを新たに購入される方は、お手持ちのカメラの
撮像素子の大きさに注意して下さい。
35㎜フルサイズとAPS-Cサイズでは表示してある画角が違います。

キヤノンのAPS-Cサイズ専用レンズの超広角レンズ、
EF-S10-18㎜ F4.5-5.6 IS STM
その名の通り10-18㎜が画角なのですが、35㎜フルサイズ換算すると
実際の画角は16-29㎜相当になります。

▼以前書いたレンズ紹介の記事

CanonよりEF-S10-18㎜&EF16-35 F4Lが来月発売されるぞ!! | hideaki matsubara 今日も良いhide

 

35㎜フルサイズの超広角レンズ、
EF-16-35㎜ F4L IS USM
換算はせずに、そのまま16-35㎜が画角となります。

▼以前書いたレンズ紹介の記事

Canonの新しい超広角ズームンズ!EF16-35 F4L USM | hideaki matsubara 今日も良いhide

 

はい、非常にややこしいですよね。
ここでの説明は割愛させて頂きますので、以下をご参照下さい。

▼フルサイズとAPS-Cサイズ:デジタル一眼レフカメラ入門初心者講座
http://diji1.ehoh.net/contents/full.html

〓撮影画角に関して
ムダな出費は1円でも抑えたい。その気持ちは十分に分かります。
レンズキットなどに付いてくる標準ズームレンズでももちろん対応は可能です。

標準ズームレンズの画角は18㎜-55㎜ぐらいなので、
これを35㎜フルサイズ換算すると画角は29㎜-88㎜相当になります。
29㎜だと、広角というイメージはありませんね。
撮影できる範囲が以下の写真の感じになります。
IMG_0002-3

そして、16㎜〜18㎜ぐらいの画角の超広角レンズで撮影すると
以下の様なイメージになります。
IMG_0002
ここのお店は、奥行きも天井の高さも割とあるので、
超広角レンズを使わなくてもそれなりに広く見えますが、
上下左右の空間の広がりを見せていくのであれば、
やはり超広角レンズの使用をオススメします。

大きな家電量販店に行けば、実機が置いてありますので、
必ず確認してから買うようにしましょう。安い買い物ではありませんので。
ちょっと寄り道
僕が機材をいちから揃えるならこの組合せにします。

カメラはキヤノンのミラーレス一眼 EOS Mです。

▼キヤノン:ミラーレスカメラ EOS M
http://cweb.canon.jp/eos/lineup/m/

レンズ無しのボディだけなら更に安く¥29,800-でした。(※執筆時点)
今はこの後期モデルが発売されていますが、目立った変更点もないので
現状の価格差ならはこちらのタイプがオススメです。

そして、レンズはミラーレス一眼専用の超広角レンズです。

▼キヤノン:EF-M11-22㎜ F4-5.6 IS STM
http://cweb.canon.jp/ef/lineup/ef-m/ef-m11-22-f4-56is-stm/index.html

35㎜フルサイズ換算すると18-35㎜の画角となりますので、
超広角撮影をするのは十分なサイズとなります。
そのコンパクトさからは想像出来ない画質を写し出してくれます。

そして三脚はコレですね。

▼ベルボン株式会社:シェルパ435Ⅱ
http://www.velbon.com/jp/catalog/sherpa/sherpa435ii.html
正確な写真を撮るとなると、あんまり安い三脚はオススメできませんね。
それでも、ミラーレス一眼は一眼レフに比べて軽量ですので、
三脚もこの程度で大丈夫でしょう。

以上全てを取りそろえると9万円弱してしまいますが、
カメラ本体、レンズ2本、三脚、これだけ揃って9万円。
いや、これは驚きの破格です。
あ、細かい事いうと、SDメモリーカードが入ってないですが。

▼次回へ続く

今回は主に撮影する為の下準備、機材に関して紹介しました。

ここまで書いておいてですが、バイトやスタッフの方が
カメラを持っていれば出費もかなり抑えられますよね(笑)
ただ、広角レンズや三脚をもっている人は少ないと思いますが…

でもカメラやレンズはこの時だけ、というわけではありませんよね。
プライベートでももちろん使えますし、店内を改装して撮り直したくなっても
機材があれば直ぐに撮影出来ます。
今後の為の投資と考えて、機材は最初にちゃんと揃えましょう。

次回は、店舗撮影をする時のカメラの設定や実際の撮影方法を
ご紹介していきたいと思います。

ぜひ次もまたお読み下さい!!


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